特性のおかげで弱点がないポケモンの進化系統は?

シビシラス・シビビール・シビルドンは、でんき単タイプと「ふゆう」の組み合わせで弱点をなくしています。その仕組みと「かたやぶり」による例外を解説します。

シビルドンとシビシラスの進化系統

シビルドンが通常、タイプ上の弱点を持たないのは、特性「ふゆう」が、でんき単タイプの唯一の弱点であるじめんタイプの技を無効にするためです。進化前のシビシラスとシビビールにも同じ仕組みが当てはまります。以下では、通常の姿の シビシラス → シビビール → シビルドン を扱い、でんき単タイプのままでタイプが変わらず、ふゆうが有効で無視されていない状況を前提にします。

「ふゆう」で弱点がなくなる仕組み

通常のタイプ相性では、でんき単タイプの弱点はじめんタイプだけです。じめんタイプの技は「こうかばつぐん」で、相性によるダメージ倍率は 2倍 になります。

ところが、特性「ふゆう」が有効な間は、じめんタイプの技を無効にします。唯一の弱点だった相手の技が、2倍から0倍 になるわけです。

通常の姿で、でんき単タイプのままの3匹にじめんタイプの技を使った場合を比べると、次のようになります。

状況じめんタイプの技の効果
ふゆうを考慮せず、でんきタイプの相性だけで判定
ふゆうが有効で、無視されていない
攻撃側のかたやぶりがふゆうを無視

ふゆうが通常どおり働いている間は、唯一の弱点だったじめんタイプの技が無効になるため、この3匹に通常のタイプ上の弱点はありません。

弱点がなくても無敵ではない

弱点がないことと、ダメージを受けないことは別です。他のタイプの技には、通常の倍率でダメージを与えられるものが数多くあります。

また、相手の特性が「かたやぶり」なら、その相手はふゆうを無視して攻撃できます。この場合、じめんタイプの技は再び 2倍 で当たります。「弱点なし」は、でんきタイプそのものではなく、ふゆうの効果があってこそ成り立つ特徴です。